青森は木造町出身の上原げんとさんをご存じの方は、けっこうご年配の方になりますでしょうか。筆者も知りませんでした。マンドリンの作曲家としてはほとんど知られていないのですから無理はありませんが、戦前から戦後（太平洋戦争）の歌謡界に沢山の佳曲を書かれた人です。美空ひばりの有名な曲「港町十三番地」の他、岡晴夫、島倉千代子、五木ひろしなどに曲を提供しています。下積み時代が相当長く、チンドン屋やサーカスでクラリネットを吹き、流しの演歌師となって仲間二人で全国を放浪し北海道からサハリン（樺太）まで行ったそうです。その後その仲間が出征したのにともない岡晴夫と出会い、「国境の春」でのデビュー、花売娘シリーズで流行作曲家につながっていったそうです。
青森県黒石市でレストランなどを経営している（有）御幸のWEBページに「黒石が生んだ四大作曲家」というのがありそこに「木造・五所川原・黒石でギター・マンドリンアンサンブルを組織、自作の曲で発表会を開く」とあります。リンクURLは次の通りです。http://www.infoaomori.ne.jp/~shin5/kensyouhi-4dai.htm
どんな曲なのでしょう。とても興味があります。聴ける機会はあるのでしょうか。楽譜は手にはいるのでしょうか。どなたか音源や楽譜の情報がありましたら是非お知らせください。